今年の夏も青山ブックセンター本店では「100人がこの夏おすすめする一冊」を開催をしました。店頭のフェアは終了しましたが、店頭へどうしても来れなかった方、もう一度コメントを読みたい方などのご要望にお答えしまして、Webサイトでも選書とコメントをご紹介いたします。
様々なジャンルの方々が、多種多様な本を選んでいただきました
”本と出合う楽しさ”をぜひ感じていただければと思います。

齋藤陽道

写真家

『ホワット・イズ・ディス? むずかしいことをシンプルに言ってみた』

「言葉から構造を学ぶ」のではなく、「構造から言葉を学んでいく」のがいいよなあ〜ということをつくづく思いました。カメラは「

齋藤陽道 選

『ホワット・イズ・ディス? むずかしいことをシンプルに言ってみた』

ランドール・マンロー / 著

早川書房 / 3,200円(税抜)

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「言葉から構造を学ぶ」のではなく、「構造から言葉を学んでいく」のがいいよなあ〜ということをつくづく思いました。カメラは「絵を取るマシン」ですって。「んっ、どうなのかな?」とおもって、自分ならどう答えるだろうと考えるのもたのしいです。

写真家。1983年、東京都生まれ。石神井ろう学校卒業。「感動」「宝箱」「写訳 春と修羅」。

最果タヒ

詩人

『るきさん』

生活するということが生きるということよりずっと眩しくて不思議なものであるように思えてくる。夏休みは特別だけど、人生っても

最果タヒ 選

『るきさん』

高野文子 / 著

筑摩書房 / 1,600円(税抜)

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生活するということが生きるということよりずっと眩しくて不思議なものであるように思えてくる。夏休みは特別だけど、人生ってもっと長い何かの、ちょっとした夏休みなのかもしれないとも思う。

1986年、神戸市生まれ。詩人、小説家。2006年、現代詩手帖賞を受賞。2007年、詩集『グッドモーニング』刊行。同作で中原中也賞を受賞。2014年、第三詩集『死んでしまう系のぼくらに』刊行。同作で現代詩花椿賞を受賞。2016年に詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(リトルモア)を発表。

酒井駒子

絵本作家

『つきよ スピカのおはなしえほん 』

たっぷりと満ち満ちているような、夏の夜を思わせる絵本です。 おかしくて美しい。いつまでも眺めていたくなります。

酒井駒子 選

『つきよ スピカのおはなしえほん 』

長新太 / 著

教育画劇 / 1,300円(税抜)

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たっぷりと満ち満ちているような、夏の夜を思わせる絵本です。 おかしくて美しい。いつまでも眺めていたくなります。

1966年、兵庫県生まれ。 『金曜日の砂糖ちゃん』でヴラティスラヴァ世界絵本原画展金牌を、『はんなちゃんがめをさましたら』でオランダのVlag en Wimpel Award を、『ロンパーちゃんとふうせん』でイタリアのNati per Leggere Italiaを受賞。 初の画文集『森のノート』が筑摩書房より刊行される。

坂口恭平

作家・アーティスト

『天才たちの日課』

とにかく創造するルーティンを日々続けていくことだけが、 金よりも名誉よりも一番、充実するので、ぼくもこの本の人たちみたい

坂口恭平 選

『天才たちの日課』

メイソン・カリ- 金原瑞人 石田文子 / 著

フィルムア-ト社 / 1,800円(税抜)

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とにかく創造するルーティンを日々続けていくことだけが、 金よりも名誉よりも一番、充実するので、ぼくもこの本の人たちみたいに、 虫みたいにルーティンを毎日続けていきたいと励まされた本です。 天才たち、って書いてあるけど、中身は「ルーティン人たちのつくりあげたもの」 です。みなさんもぜひ素敵な夏のルーティンを。

1978年、熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、音楽家、画家。2004年、路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出文庫)で文筆家デビュー。2011年、東日本大震災をきっかけに「新政府内閣総理大臣」に就任。著書『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)を刊行し、大きな話題となる。

佐久間裕美子

ライター

『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』

世の中で起きている様々な事象に感じる違和感を表現する筆力に、嫉妬に近い感嘆を覚える。

佐久間裕美子 選

『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』

武田砂鉄 / 著

朝日出版社 / 1,700円(税抜)

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世の中で起きている様々な事象に感じる違和感を表現する筆力に、嫉妬に近い感嘆を覚える。

ライター。1973年生まれ。96年慶應義塾大学卒業後、イェール大学大学院修士課程に進学。98年大学院修了と同時に二ューヨークヘ。新聞社のニューヨーク支局、出版社、通信社勤務を経て、会社員生活に向いていないと自覚し、2003年に独立。2008年、ロバート・フランクの『アメリカンズ』刊行50周年へのトリビュートとして初めて全米を一周。サブプライム金融危機を受けて、インディペンデントのメディアを作りたいと、12年を友人たちと立ち上げる。これまで、アル・ゴア元副大統領からウディ・アレン、ショーン・ペンまで多数の有名人や知識人にインタビューした。「ブルータス」「& プレミアム」「ヴォーグ」「WIRED JAPAN」など多数の雑誌に寄稿する。著書に『ヒップな生活革命』、翻訳書に『テロリストの息子』などがある。

佐藤文香

俳人

『田島健一句集『ただならぬぽ』』

噴水の奥見つめ奥だらけになる  田島健一 流氷動画わたしの言葉ではないの ただならぬ海月ぽ光追い抜くぽ 今、いちばん「

佐藤文香 選

『田島健一句集『ただならぬぽ』』

田島健一 / 著

ふらんす堂 / 2,400円(税抜)

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噴水の奥見つめ奥だらけになる  田島健一
流氷動画わたしの言葉ではないの
ただならぬ海月ぽ光追い抜くぽ

今、いちばん「ただならぬ」句集!!

1985年兵庫県生まれ。句集『海藻標本』『君に目があり見開かれ』。俳句甲子園の漫画『ぼくらの17-ON!』①〜④(アキヤマ香著・双葉社)の俳句協力。共著『新撰21』、編著『俳句を遊べ!』、『大人になるまでに読みたい15歳の短歌・俳句・川柳②生と夢』。『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』発売中!

佐藤卓

グラフィックデザイナー

『一汁一菜でよいという提案』

日本人が、無意識のうちに大切にしてきた多くのことが、考え方や生き方まで西洋化することによって、知らず知らずのうちに失われ

佐藤卓 選

『一汁一菜でよいという提案』

土井善晴 / 著

グラフィック社 / 1,500円(税抜)

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日本人が、無意識のうちに大切にしてきた多くのことが、考え方や生き方まで西洋化することによって、知らず知らずのうちに失われてきた。現代の食はそれを象徴している。「ハレ」の食事ばかりが巷を賑わせているが、「ケ」の食の大切さを改めて気づかせてくれる1冊。味噌汁は、優れた「食のOS」なのです。

1984年佐藤卓デザイン事務所設立。 「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン及び ブランディング、美術館、博物館のシンボルマークを手掛けるほか、 NHK Eテレ「デザインあ」の総合指導、21_21 DESIGN SIGHTディレクターおよび館長を務めるなど多岐にわたって活動。

佐藤良明

翻訳家

『大衆音楽の真実』

30年ほど前、ポピュラー音楽がグローバル資本に取り押さえられて いった時代に、『ミュージック・マガジン』の鬼の編集長が書

佐藤良明 選

『大衆音楽の真実』

中村東洋 / 著

ミュ-ジック・マガジン / 2,000円(税抜)

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30年ほど前、ポピュラー音楽がグローバル資本に取り押さえられて いった時代に、『ミュージック・マガジン』の鬼の編集長が書き下 ろした渾身の一作。過去500年、世界の被支配者層が互いに反響し つつ練り上げてきた音楽の豊かさを、全地球的に論じる。日本が 生んだ、ポストコロニアル音楽批評の頂点。

1954年生まれ。翻訳家。現代小説を中心に英米文学を精力的に翻訳するほか、文芸誌「MONKEY」の責任編集を務める。〈トマス・ピンチョン全小説〉では『メイスン&ディクスン』の翻訳を担当(日本翻訳文化賞受賞)。

三辺律子

翻訳家

『英国諜報員アシェンデン』

えっ、サマセット・モームってイギリスのスパイだったの? あの『月と六ペンス』とか『人間の絆』の?   そうなのです。よく

三辺律子 選

『英国諜報員アシェンデン』

サマセット・モーム 金原瑞人 / 著

新潮社 / 670円(税抜)

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えっ、サマセット・モームってイギリスのスパイだったの? あの『月と六ペンス』とか『人間の絆』の?   そうなのです。よく考えたら、スパイと小説家には「優れた観察眼」という共通の才能が。モームの人間観察の妙がたっぷり味わえる本書を、ぜひ新訳で!

英米文学翻訳家。BOOKMARK編集。白百合女子大学、フェリス女学院大学講師。主な訳書に『龍のすむ家』、『少年キム』、『まだなにかある』、『世界を7で数えたら』など。

柴田元幸

翻訳家

『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に 』

2010年刊の『言語ジャック』以降、四元康祐(よつもと・やすひろ)の詩の面白 さは尋常ではない。時には間接的に、時には

柴田元幸 選

『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に 』

四元康祐 / 著

思潮社 / 2,400円(税抜)

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2010年刊の『言語ジャック』以降、四元康祐(よつもと・やすひろ)の詩の面白 さは尋常ではない。時には間接的に、時にはあからさまに言語のこ とを(もし くは日本語のことを)語った詩がこんなに愉快になりうることに啞然とさせられ る。同時刊行の『小説』も小説という題名の詩集です。

1954年東京生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳家。 著書に「生半可な学者」(講談社エッセイ賞 受賞)、「アメリカン・ナルシス」(サントリー学芸賞受賞)、「バレンタイン」など。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーブン・ミルハウザー、フィリップ・ロスなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳し、日本の文学シーンに多大な影響を与える。訳書トマス・ピンチョン 「メイスン&ディクスン」で日本翻訳文化賞を受賞。東京大学文学部 特任教授。文芸誌「MONKEY」編集人。

嶋浩一郎

クリエイティブディレクター

『蚕 絹糸を吐く虫と日本人』

昭和の初期、日本の畑の40%は蚕のための桑畑だったそうです。それほどまで日本人の生活にとけ込んでいた養蚕がなぜ姿を消して

嶋浩一郎 選

『蚕 絹糸を吐く虫と日本人』

畑中 章宏 / 著

晶文社 / 1,800円(税抜)

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昭和の初期、日本の畑の40%は蚕のための桑畑だったそうです。それほどまで日本人の生活にとけ込んでいた養蚕がなぜ姿を消して行ったのか?この一年間で一番面白かったノンフィクション。

編集者・クリエイティブディレクター嶋浩一郎 2006年既存の手法にとらわれずにクライアントの課題解決を目指すクリエイティブエージェンシー博報堂ケトルを設立。ブックコーディネーター内沼晋太郎とともに東京下北沢に本屋B&Bを運営。カルチャー誌「ケトル」の編集長もつとめる。

島田潤一郎

夏葉社

『日本国民であるために 民主主義を考える四つの問い』

今年の上半期のベストはこれ。政治のあれこれで悶々としているときに手に取り、冷や水をかけられたような気持ちになりました。電

島田潤一郎 選

『日本国民であるために 民主主義を考える四つの問い』

互盛央 / 著

新潮社 / 1,300円(税抜)

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今年の上半期のベストはこれ。政治のあれこれで悶々としているときに手に取り、冷や水をかけられたような気持ちになりました。電車で割り込みをされたときの苛立ちからスタートして、日本の民主主義の根本にまで深く潜る新しい名著。これぞ知性。互盛央さんて、すごい。

夏葉社社主。1976年、高知生まれ。東京育ち。  著書に『あしたから出版社』(晶文社)がある。  夏葉社の最新刊は三品輝起『すべての雑貨

清水高志

哲学者

『福岡伸一、西田哲学を読む 生命を巡る思索の旅』

過去から未来へ流れる時間と、未来から過去へ流れる時間――「動的平衡」の生命論 で知られる生物学者・福岡伸一が、哲学者・池

清水高志 選

『福岡伸一、西田哲学を読む 生命を巡る思索の旅』

池田義昭 福岡伸一 / 著

明石書店 / 1,944円(税抜)

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過去から未来へ流れる時間と、未来から過去へ流れる時間――「動的平衡」の生命論 で知られる生物学者・福岡伸一が、哲学者・池田善昭とともに、西田幾多郎 の「逆限定」や、「矛盾的自己同一」といった概念を斬新な斬り口から読み直す!  スリリングで知的刺激に満ちた書物。

愛知県生まれ。名古屋大学大学院博士後期課程情報科学研究科修了。専攻は現代思想、情報創造論。博士(学術)。現在、東洋大学総合情報学部准教授。著書に、『セール、創造のモナド――ライプニッツから西田まで』(冬弓舎、二〇〇四)、『来るべき思想史――情報/モナド/人文知』(冬弓舎、二〇〇九)など。共訳に、ミシェル・セール『哲学を讃えて』(法政大学出版局、二〇〇〇)、ミシェル・セール『アトラス――現代世界における知の地図帳』(法政大学出版局、二〇〇四)。

庄野ナホコ

イラストレーター

『シャイニング 上・下』

キューブリックの映画「シャイニング」を観たひとは多いと思います。原作は読みましたか?物凄く怖い!映画より怖い!そしてぐん

庄野ナホコ 選

『シャイニング 上・下』

スティーブン・キング / 著

文藝春秋 / 各890円(税抜)

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キューブリックの映画「シャイニング」を観たひとは多いと思います。原作は読みましたか?物凄く怖い!映画より怖い!そしてぐんぐん読ませる。夏の一日、楽しんで震えあがってください。

イラストレーター。書籍や雑誌などを中心に活動。また絵本も手掛ける。作・絵の絵本に「ルッキオとフリフリ」(講談社)シリーズなど。またイラストレーションでは、BRUTUS「本屋好き。」などの「~好き。」シリーズ表紙など。

少年アヤ

文筆家

『いやいやえん』

ここは隔たりのない世界。 こぐまとおしゃべりし、鬼に救われ、つみきは船になる。 ぜんぶがぜんぶ、あたりまえ。

少年アヤ 選

『いやいやえん』

中川李枝子 / 著

福音館書店 / 1,300円(税抜)

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ここは隔たりのない世界。 こぐまとおしゃべりし、鬼に救われ、つみきは船になる。 ぜんぶがぜんぶ、あたりまえ。

平成元年消費税とともに生まれる。WEB媒体、女性誌を中心にコラムやエッセイを執筆。どこかに向かって走っている。

白石一文

作家

『おっぱいがほしい! 男の子育て日記』

樋口さんは歳の離れた私の親友で、あろうことか生まれた息子に「一文」と付けてしまうぶっとんだ男です。その苦心惨憺の育児日記

白石一文 選

『おっぱいがほしい! 男の子育て日記』

樋口毅宏 / 著

新潮社 / 1,300円(税抜)

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樋口さんは歳の離れた私の親友で、あろうことか生まれた息子に「一文」と付けてしまうぶっとんだ男です。その苦心惨憺の育児日記が本書。しかし、この本の凄味は、樋口さんにあらず、妻で東大卒弁護士・三輪記子さんの胸のすくような奔放さ。ここまで赤裸々な夫婦が今後どうなるか、私は固唾を飲んで見守ります。

1958年福岡県生まれ。出版社勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。

吹田良平

アーキネティクス代表取締役

『ストリート・キッズ』

甘酸っぱい夏の思い出。素麺、蚊取り線香、ドン・ウィンズロー。

吹田良平 選

『ストリート・キッズ』

ドン・ウィンズロ- / 著

東京創元社 / 1,100円(税抜)

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甘酸っぱい夏の思い出。素麺、蚊取り線香、ドン・ウィンズロー。

1963年年生まれ。(株)アーキネティクス代表取締役。「MEZZANINE」マガジン編集長。大学卒業後、浜野総合研究所を経て現職。都市開発の構想策定、関連する内容の出版物編集制作を行う。主な出版実績に「北仲BRICK & WHITE experience」編集制作、「ネイバーフッド台北」監修、「グリーンネイバーフッド」等がある。

末井昭

作家

『狂うひと  「死の棘」の妻・島尾ミホ』

「そのとき私は、けものになりました」夫の日記を見たときのことを、島尾ミホは著者にこう言う。夫の敏雄は「敏雄は事の如何を問

末井昭 選

『狂うひと  「死の棘」の妻・島尾ミホ』

梯久美子 / 著

新潮社 / 3,000円(税抜)

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「そのとき私は、けものになりました」夫の日記を見たときのことを、島尾ミホは著者にこう言う。夫の敏雄は「敏雄は事の如何を問わずミホの命令に一生涯服従す」という誓約書を書きそれを守り通す。著者はミホから取材拒否されても、11年かかって島尾ミホの実像に迫っていく。それぞれが狂うほど濃い。

1948年、岡山県生まれ。 工員、キャバレーの看板描き、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現・白夜書房)の設立に参加。『写真時代』『パチンコ必勝ガイド』などの雑誌を創刊する。2012年、白夜書房を退社。主な著書に『素敵なダイナマイトスキャンダル』『絶対毎日スエイ日記』『純粋力』『自殺』『末井昭のダイナマイト人生相談』などがある。

菅付雅信

編集者

『Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between』

コムデギャルソン/川久保玲のNYメトロポリタン美術館で開催中の集大成的展覧会の豪華カタログは、大御所写真家たちが競演する

菅付雅信 選

『Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between』

5,000円(税抜)

コムデギャルソン/川久保玲のNYメトロポリタン美術館で開催中の集大成的展覧会の豪華カタログは、大御所写真家たちが競演するほぼ撮り下ろしの贅沢な仕上がり。僕は実際の展示も見たが、このカタログの完成度の方に感動した。中でも印象深いのはインタビュー記事の冒頭の「I HATE INTERVIEWS」という川久保さんの言葉。この鋼のカウンター精神がこのブランドをここまでの強度に導いているのだと改めて認識。世界でクリエイティヴに闘い続けることの覚悟を噛みしめる一冊。

1964年生。『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、出版からウェブ、広告、展覧会までを編集し、様々なプランニングを行う。多摩美術大学非常勤講師。下北沢B&Bにて「編集スパルタ塾」を開講中。著書に『はじめての編集』『物欲なき世界』『写真の新しい自由』等。

菅原一剛

写真家

『MAKINO』

大好きな牧野富太郎の人生と、その足跡を辿る物語を、高知新聞にて長きに渡って連載された、まさに「牧野紀行」。

菅原一剛 選

『MAKINO』

高知新聞社 / 著

北隆館 / 2,200円(税抜)

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大好きな牧野富太郎の人生と、その足跡を辿る物語を、高知新聞にて長きに渡って連載された、まさに「牧野紀行」。

写真家。1960年札幌生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、早崎治氏に師事。フランスにて写真家として活動を開始して以来、数多くの個展を開催。1996年に撮影監督を務めた映画『青い魚』は、ベルリン国際映画祭に正式招待作品として上映される。日本赤十字社契約写真家。

青山ブックセンター本店

青山ブックセンターでは、本との出会いを提供する書店として、さまざまなイベントや講座を行っています。 今回のフェアの選者の方も以前にイベントやフェアなどにご参加頂いた方々です。 今後の開催情報はイベント・講座ページでご覧いただけます。是非ご参加ください。